
ほたて貝は健康の源!
 |
生活習慣病 |
 |
現代の死亡原因の7割を占めるといわれている成人病(ガン・心臓病・高血圧・糖尿病)が、平成8年から「生活習慣病」と改められました。
今まで40歳以上に多かったこれらの病気が、最近は小学生からも見られるようになり、年齢だけでなく食事、運動などの生活習慣から発病するものとされたからです。
 |
ほたて貝に含まれる「タウリンの効能」 |
 |
タウリンは生活習慣病の予防に大きく貢献しています。
- 血圧の正常化
- 血液中のコレステロ−ル値の低下
- 動脈硬化の予防
- 糖尿病の予防
- 胆石の形成を抑える
- 視力低下の予防
- 疲労回復
- 肝臓の解毒能力強化
- アルコールによる肝臓障害改善
この様に、ストレスや食生活で病んだ体をもとに戻す働きがあります。
貝に最も含まれるタウリンが、人体の基本を司る重要な源であると肝に銘じてください。
 |
タウリン |
 |
タウリンは体に重要な脳、心臓など常に動いている器官に多く存在し、必要な時に必要な場所で作用し、必要でない時は体外に排出されるため過剰摂取による副作用がありません。また、熱や調理によってその性質が失われることはありませんが、水に溶けやすい性質ですので、汁物などで効率よく摂取しましょう。(塩分は控えめに)
問:では、タウリンは1日にどれくらい摂取すればいいのですか?
答:520mg(成人男性)
主な食品のタウリン含有量(100g中) |
タウリン520mg摂るには |
サザエ |
1536mg |
1個 |
ホタテ |
1006mg |
大1個・小2個 |
ハマグリ |
889mg |
3個 |
タコ |
871mg |
60g |
イカ |
766mg |
70g |
アサリ |
380mg |
20個以上 |
豚肉 |
37mg |
1,600g |
牛肉 |
32mg |
1,600g |
野菜類 |
0mg |
|
 |
なんと、ほたて貝はガンにも効くらしい! |
 |
近年、ほたて貝には制ガン作用のある糖タンパク質が含まれていることが明らかになり、この物質は生体の免疫細胞を活性化させる働きを持つとされています。従来の制ガン剤のように直接ガン細胞を攻撃するわけではないため、他のリンパ細胞や骨髄細胞等大切な細胞まで破壊する危険を伴うことなく生体自身の免疫力を高めることによってガン細胞の増殖を抑制できる可能性を示しており、今後の研究によって制ガン剤としての実用化が期待されています。
 |
ほたて貝に含まれるその他の栄養素 |
 |
グルタミン酸 |
脳の燃料として使われるアミノ酸。疲労に効果 |
カルシウム |
イライラ予防に効果 |
ビタミンE |
老化を防ぎ肌をツヤツヤにする |
ビタミンB2 |
肝臓に良い働きをする良質のたんぱく質 |
ビタミンB1 |
糖分の代謝を助ける |
鉄 |
貧血の予防 |
ほたて貝は、高タンパク低カロリ−、ダイエット食にも最適です。 |
|